枠組みをつくる仕事
僕のおもな仕事は、WEBプロデューサーという立場であり、クリエイターやプログラマーその他の方々が仕事がしやすいようにお金を確保したり、スケジュールを調整したり、クライアントとやりとりしたりするのがメインです。
ですから、予算とチーム編成とスケジュールさえ管理すればよい仕事といえるのですが、自分で企画したり、設計をしたり、文章を書いたり、コピーを書いたりもしています。
ときには、クライアントの製品やサービスについて開発のお手伝いをしたり、表現方法のアイデアを出したり、コンセプトを作ったり、といったこともやっています。
WEBというのは、CMや映画やテレビ、音楽、新聞に比べて、なんとなく作るのも簡単で訴求力も低いメディアだと捉えられがちです。
しかし、どうでしょう。
WEBというのは、単なるメディアではなく、いわゆる広報のひとつでもなく、ブランディング、マーケティング、経営そのものを訴求するメディアとして位置づけるほうがしっくりくるような気がします。
その理由はいくつかあります。
1)24時間365日アクセスできるメディアである
テレビプログラムやCMは、限定された時間で非常に限られた時間でのみしかタッチポイントを作ることができません。
しかし、WEBは朝でも昼でも夜中でも、また世界中どこにいても常にタッチポイントを作ることができます。
つまり、24時間365日いつでも誰でもどこからでもアクセスができるメディアです。
常に開いているメディアであるということの重要性を割と軽視しがちではありませんか?
2)言葉、音楽、映像、ゲーム、コミュニケーションなどすべてのクリエイティブ表現を統括できる
WEBというのは、テキストがあり、音が出るし、映像も見ることができるメディアです。
つまり、20世紀までに人類が作り上げた表現方法をすべて包括しているメディアなのです。
表現方法も多彩です。
ですから、クリエイティブにおいても、すべての表現方法についての垣根はなく、あらゆる表現に対しての理解が求められまです。
現在のところ、この点においての研究はまだまだといえますが、つまり、あらゆる表現方法を統括できるメディアであることは間違いありませんし、まだまだやることが多い可能性の満ちたメディアであると考えられます。
僕自身、WEBの仕事をうけていたのに、コピーライターをやったり、ブランディングをやったり、マーケティングのお手伝いをしたり、CMを作ったり、といった仕事をお願いされることも多いです。
つまり、それくらいWEBという仕事は、ただの広報ではないと言えるのではないでしょうか。
3)日々の行動そのものが企業姿勢、企業活動としてアピールできるメディアである
24時間365日開かれているメディアですから、情報提供についても24時間365日行うことが可能です。
これまでの企業の広報部門の考え方からすれば月に数回のプレスリリースでよかったものが、毎日、いや毎時間おきなどにおいても情報を提供することが可能です。
もちろん、そこまでやる必要があるのか、ということもありますが、ユーザーは24時間365日訪れることができるメディアですから、タイムリーに情報発信を行うことがより効果を生むことが可能ですし、ビジネスチャンスも増えると思われます。
問題は回数ではなく、タイミングですし、顧客との関係性をどうやって作るかについての可能性がより増えた、と考えたうえでの情報提供戦略が可能となっており、そういったことに取組み姿勢そのものが、企業価値につながっていくというふうにも考えることができるでしょう。
4)PC, スマホの普及率はテレビの視聴数・新聞の読者数を上回る
僕自身は、インターネットは18才未満禁止にしてしまったほうが良いと思っていますが、とはいえ、もはやそうならないでしょう。
物心ついたら人々はインターネットとつながるようになっているでしょう。
ですから、テレビや新聞といったメディアよりも、インターネットを使う人々の数はもはや比較にならない状況であると言えます。
しかも、お茶の間や玄関ではなく、電車の中でも学校でも会社でも、常にインターネットに繋がっているという状況は、タッチポイントという面においても、比較する対象にはなりません。
5)だからこそ「責任」が伴う
良いとか悪いとか言う以前に、インターネットに繋がっているということについて、実は情報を発信する企業側にも、サイトを作る制作者側にも、実はその意識が低いということが問題だと思っています。
もはや、週休2日ですから、という理由は通じません。
それくらい「責任のあるメディア」であるということです。
発信する企業側も、制作するクリエイターやプログラマーにもそういう自覚がわりと足りないと思っています。
僕はこの業界に20年いて、つまり、それはインターネットの黎明期からいるのですが、いまだに、この「責任あるメディア」についての、そして「うまく使えば非常に強力なメディア」についての活用が適切に行われているとは思えません。
ということは、まだまだやれることが多いメディアだと言えるでしょう。
そう、だから、僕は、プロデュースするときは、常に新しい手法やアイデアを盛り込みたいと思っています。
わずかながら、そういう結果も残してきました。
インターネットを通じて業務フローを変えたり、売上げに貢献したり、ブランドのパワーを最大化したり、、、、やってきましたけども、でも、しかし、まだまだです。
先ほども書きましたが、あらゆるメディアを統括できるという部分においてもまだまだやれることは多いはずですし、企業活動・企業姿勢のアピールについても、もっとできることがあるはずです。
そういう意味では、僕自身がやりたいことは「枠組みをつくる」という、ビジネスやコミュニケーションそのものの設計ではなかろうかと思っています。
クリエイターは、ただものを作るだけではありません。
彼らの感性や想像力は、新しいマーケティング手法やブランディング手法にヒントを与えてくれるでしょう。
ともすれば、経営そのものにインパクトを与えるアイデアを出せる能力があるはずです。
プログラマーは、あらゆる複雑な状況に道筋を与えることができます。
絡まった紐をすっとほどくような、そういった思考ができる人々です。
だから、僕は、彼らの才能を最大限に活かし、彼らが楽しく取り組めるようなそんな枠組みをつくることが大変楽しいし、新しい何かを生み出すパワーにつながっていく、そんなふうに考えています。
ですから、WEBというメディアには、まだまだ可能性がある。
ただの広報の一部門ではなく、経営そのものにインパクトを与えることもできる。
僕の課題は、そういった枠組みを新たに作りだし、本来のWEBのパワーそのものを引き出すことだと思っています。
だから、アクセス解析をして、午前3時に訪れる「1名」という数字についても、見逃すことはできません。
緻密に考え、大胆に行動する。
こういった意識から、新しい表現方法も見つかるはずです。
そういう意味でも、責任が伴うということも含めて、楽しい仕事だと思っています。
ですから、予算とチーム編成とスケジュールさえ管理すればよい仕事といえるのですが、自分で企画したり、設計をしたり、文章を書いたり、コピーを書いたりもしています。
ときには、クライアントの製品やサービスについて開発のお手伝いをしたり、表現方法のアイデアを出したり、コンセプトを作ったり、といったこともやっています。
WEBというのは、CMや映画やテレビ、音楽、新聞に比べて、なんとなく作るのも簡単で訴求力も低いメディアだと捉えられがちです。
しかし、どうでしょう。
WEBというのは、単なるメディアではなく、いわゆる広報のひとつでもなく、ブランディング、マーケティング、経営そのものを訴求するメディアとして位置づけるほうがしっくりくるような気がします。
その理由はいくつかあります。
1)24時間365日アクセスできるメディアである
テレビプログラムやCMは、限定された時間で非常に限られた時間でのみしかタッチポイントを作ることができません。
しかし、WEBは朝でも昼でも夜中でも、また世界中どこにいても常にタッチポイントを作ることができます。
つまり、24時間365日いつでも誰でもどこからでもアクセスができるメディアです。
常に開いているメディアであるということの重要性を割と軽視しがちではありませんか?
2)言葉、音楽、映像、ゲーム、コミュニケーションなどすべてのクリエイティブ表現を統括できる
WEBというのは、テキストがあり、音が出るし、映像も見ることができるメディアです。
つまり、20世紀までに人類が作り上げた表現方法をすべて包括しているメディアなのです。
表現方法も多彩です。
ですから、クリエイティブにおいても、すべての表現方法についての垣根はなく、あらゆる表現に対しての理解が求められまです。
現在のところ、この点においての研究はまだまだといえますが、つまり、あらゆる表現方法を統括できるメディアであることは間違いありませんし、まだまだやることが多い可能性の満ちたメディアであると考えられます。
僕自身、WEBの仕事をうけていたのに、コピーライターをやったり、ブランディングをやったり、マーケティングのお手伝いをしたり、CMを作ったり、といった仕事をお願いされることも多いです。
つまり、それくらいWEBという仕事は、ただの広報ではないと言えるのではないでしょうか。
3)日々の行動そのものが企業姿勢、企業活動としてアピールできるメディアである
24時間365日開かれているメディアですから、情報提供についても24時間365日行うことが可能です。
これまでの企業の広報部門の考え方からすれば月に数回のプレスリリースでよかったものが、毎日、いや毎時間おきなどにおいても情報を提供することが可能です。
もちろん、そこまでやる必要があるのか、ということもありますが、ユーザーは24時間365日訪れることができるメディアですから、タイムリーに情報発信を行うことがより効果を生むことが可能ですし、ビジネスチャンスも増えると思われます。
問題は回数ではなく、タイミングですし、顧客との関係性をどうやって作るかについての可能性がより増えた、と考えたうえでの情報提供戦略が可能となっており、そういったことに取組み姿勢そのものが、企業価値につながっていくというふうにも考えることができるでしょう。
4)PC, スマホの普及率はテレビの視聴数・新聞の読者数を上回る
僕自身は、インターネットは18才未満禁止にしてしまったほうが良いと思っていますが、とはいえ、もはやそうならないでしょう。
物心ついたら人々はインターネットとつながるようになっているでしょう。
ですから、テレビや新聞といったメディアよりも、インターネットを使う人々の数はもはや比較にならない状況であると言えます。
しかも、お茶の間や玄関ではなく、電車の中でも学校でも会社でも、常にインターネットに繋がっているという状況は、タッチポイントという面においても、比較する対象にはなりません。
5)だからこそ「責任」が伴う
良いとか悪いとか言う以前に、インターネットに繋がっているということについて、実は情報を発信する企業側にも、サイトを作る制作者側にも、実はその意識が低いということが問題だと思っています。
もはや、週休2日ですから、という理由は通じません。
それくらい「責任のあるメディア」であるということです。
発信する企業側も、制作するクリエイターやプログラマーにもそういう自覚がわりと足りないと思っています。
僕はこの業界に20年いて、つまり、それはインターネットの黎明期からいるのですが、いまだに、この「責任あるメディア」についての、そして「うまく使えば非常に強力なメディア」についての活用が適切に行われているとは思えません。
ということは、まだまだやれることが多いメディアだと言えるでしょう。
そう、だから、僕は、プロデュースするときは、常に新しい手法やアイデアを盛り込みたいと思っています。
わずかながら、そういう結果も残してきました。
インターネットを通じて業務フローを変えたり、売上げに貢献したり、ブランドのパワーを最大化したり、、、、やってきましたけども、でも、しかし、まだまだです。
先ほども書きましたが、あらゆるメディアを統括できるという部分においてもまだまだやれることは多いはずですし、企業活動・企業姿勢のアピールについても、もっとできることがあるはずです。
そういう意味では、僕自身がやりたいことは「枠組みをつくる」という、ビジネスやコミュニケーションそのものの設計ではなかろうかと思っています。
クリエイターは、ただものを作るだけではありません。
彼らの感性や想像力は、新しいマーケティング手法やブランディング手法にヒントを与えてくれるでしょう。
ともすれば、経営そのものにインパクトを与えるアイデアを出せる能力があるはずです。
プログラマーは、あらゆる複雑な状況に道筋を与えることができます。
絡まった紐をすっとほどくような、そういった思考ができる人々です。
だから、僕は、彼らの才能を最大限に活かし、彼らが楽しく取り組めるようなそんな枠組みをつくることが大変楽しいし、新しい何かを生み出すパワーにつながっていく、そんなふうに考えています。
ですから、WEBというメディアには、まだまだ可能性がある。
ただの広報の一部門ではなく、経営そのものにインパクトを与えることもできる。
僕の課題は、そういった枠組みを新たに作りだし、本来のWEBのパワーそのものを引き出すことだと思っています。
だから、アクセス解析をして、午前3時に訪れる「1名」という数字についても、見逃すことはできません。
緻密に考え、大胆に行動する。
こういった意識から、新しい表現方法も見つかるはずです。
そういう意味でも、責任が伴うということも含めて、楽しい仕事だと思っています。
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