人工知能と言葉

人工知能は、おそらく人間の言語とは違う言葉(おそらくもっと合理的で高度な文法な言語)で話し始めるでしょう。
で、その言語はわれわれには理解できない言語となって、人工知能同士が会話をはじめて、、、
と考えると、とっても怖いですよ。
人間はおそらく脳だけでなく、内臓でも考えたりしているはずです。
たとえば、僕らが「いま食べたいもの」というのは「腸のなかの100兆もの細菌(ビフィズス菌とかを含む1000種類の細菌)が食べたいもの」だと言われています。
脳だけでなく、あらゆる僕らの臓器がいろいろなことを考えていて、それらの集合体が、「僕の考え」になるのではないでしょうか。
言葉にしたって、「腑に落ちる」とか「腹に一物」とか「腹がたつ」とか「腹黒い」とか「肝に銘じる」とか「胆を冷やす」とか「胆を焼く」とか、あらゆる感情や考えが、内臓と関係していることを示しています。
内臓を持たない人工知能にはこういう言葉も必要ありません。
食事から排泄に到るまでの機能を持たない人工知能においては、そういうことからも、全く別の生き物になる可能性があります。
おそらく、我々と人工知能は、「腹を割って話す」ことはできないようですね。

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